3.2 止血
直接圧迫止血法 大出血の場合には迅速かたう適切な止血ができないと命の危険がある。市民には出血部をガーゼや布などで直接に圧迫する方法(直接圧迫止血法)が推奨される。 まず、出血部位を確認したら、ガーゼやハンカチ、タオルなど […]
直接圧迫止血法 大出血の場合には迅速かたう適切な止血ができないと命の危険がある。市民には出血部をガーゼや布などで直接に圧迫する方法(直接圧迫止血法)が推奨される。 まず、出血部位を確認したら、ガーゼやハンカチ、タオルなど […]
応急手当とは、心肺停止を除いた一般的な傷病の悪化を回避することを目的として、市民により行われる最小限の手当である。応急手当が必要となる事態は日常発生する頻度が高く、市民による応急手当により、その悪化が回避される場合である
3.1 応急手当 傷病者の体位と移動 Read More »
1.心肺蘇生の手順 a)反応の確認 肩をやさしく叩きながら大声で呼びかける。目を開ける、何らかの返答や目的のある仕草がなければ「反応なし」とみなす。突然の心肺停止には引きつけるような動きが起こることもあるが、これらは「反
1.一次救命処置を行うまでの手順 a)安全の確認 倒れている傷病者を発見したら、まず周囲の状況をよく観察し、傷病者に安全に近づくことができるか、ただちに傷病者を救出すべき状態にあるのかなどを確認する。 b)傷病者の観察
クーリングダウンの指導に際しても以下の原則を押さえ指導する必要がある。 ①主運動で多く発生する慢性障害を効果的に予防すること 主運動で行われる運動種目によって、傷害の発生部位や種類は大きく異なる。特に主運動で最も使用され
ウォーミングアップの指導に際しては、以下の原則を押さえ、構造化され計画された運動を提案する必要がある。 ①主運動の特性を踏まえ、その効果が最大に引き出されること 主運動が有酸素性主体なのか無酸素性主体なのか、複雑な種目な
7.ウォーミングアップとクーリングダウンの指導原則 Read More »
①乳酸の除去の亢進 低から中程度の動的運動からなるクーリングダウンは、主運動での活動筋の血流量をミルキングアクションにより保持し、活動筋に蓄積された乳酸を血液に拡散・除去することに貢献する。 また、乳酸を基質とした有酸素
①筋温(体温)の上昇 筋収縮によって代謝が亢進する際に、多くの熱が発生する。これにより、筋温が上昇し、代謝の効率が高まる。さらに、発揮する筋力の増加、筋の粘性の低下(筋の柔軟性の増加)などが引き起こされる。 ②呼吸循環器
5.ウォーミングアップによる生理反応 Read More »
クーリングダウンの目的は以下の3点に要約することができる ①疲労の回復を早める 低~中程度の動的運動は筋から血液への乳酸や疲労物質の拡散や代謝を促進し、それらの除去スピードを速める。 ②運動直後のめまいや失神の防止 疲労
ウォーミングアップの目的は以下の4点に要約することができる。 ①運動中の傷害、内科的事故の発生・発症の予防 主運動の特性、傷害や事故の発生の特徴、運動実施者の特性を考慮し、十分に計画されたウォーミングアップは運動による傷