新型コロナウイルスの影響により、スポーツ施設の感染症対策も求められています。
スポーツ庁から感染症対策に関するガイドラインが出ていますので、それを参考に対策を考えていきましょう。
そのスポーツ施設でもすぐに取り入れられる感染症対策についてご紹介いたします。
こまめに換気をする
スポーツ施設に限らず密閉された空間は、こまめに換気する必要があります。
スポーツ施設はとくに多くの人が密集するので、オフィスや店舗などよりもこまめな換気を心がけましょう。
トレーニングマシーンを設置しているエリアだけでなく、更衣室やシャワールーム、サウナルームなどの換気も必須です。
一時間あたり1回から3回、1回につき5分程度を目安に換気をしてください。
スポーツ施設の混雑を緩和する
感染症対策として人々の密集を避けることも欠かせません。
スポーツ施設に人が集まりすぎないように、混雑緩和を意識しましょう。
トレーニングマシーンの場合は隣り合うマシーンの使用を禁止し、間隔を開けて利用するように誘導してください。
これまで自由に入場できるようなシステムだったスポーツ施設は、混雑緩和のために予約制にする、人数制限を設けることもおすすめです。
床面積3平方メートルにつき1人程度のスペースを確保できる計算で、それぞれのスポーツ施設に適切な人数を計算してみてください。
パーソナルトレーニングなどを行っているスポーツ施設は予約制にし、事前に個人の利用履歴、体調面を聞き取っておくことも感染症対策になります。
マスクやビニールシートの徹底
スポーツ施設を利用する方にマスクの着用を徹底してもらうこと、受付にはビニールシートを設置することも徹底してください。
マスクをすることで激しい運動ができない、息がしにくいということもあります。
その場合は最低でも人との距離を2メートルは確保してスポーツ施設を利用してもらわなければなりません。
その旨をしっかり説明すること、また通気性の良いスポーツ用のマスクを推奨するなども心がけてください。
スポーツ施設の利用者だけでなく、スタッフもマスクの着用を徹底しましょう。
トレーニングマシーンを利用できるスペースだけでなく、更衣室、シャワールーム、サウナルームなどでもできるだけマスクをしてもらいましょう。
シャワールームなどどうしてもマスクを外す必要がある場所では人との会話を避けてもらいましょう。
スタッフ、利用者の体調チェックを行う
感染者の入場を防ぐため、また万が一感染者がいた際の感染ルートを調査するためにも、スタッフと利用者の体調チェックを徹底しましょう。
スタッフは業務開始前に体温をチェックする、少しでも体に異変がある場合は無理をせずに休むように指導してください。
咳、嘔吐、下痢の症状がある場合は一週間程度の自宅待機を命令するスポーツ施設も多いです。
利用者にも同じように体温のチェックを徹底してください。体調不良者の入場は断りましょう。
入場前にアルコール消毒に協力してもらう、エントランスだけでなくトレーニングルームや更衣室、トイレなど各所にアルコールを設置しておくことも大切です。
感染症対策をしてスポーツ施設を安全に利用してもらうために
新型コロナウイルスによる影響でスポーツ施設も対策を考えなければなりません。
自宅での時間が増え、スポーツ施設を利用したいと考えている方も増えています。
そのような方々が安心して利用できるように、スポーツ施設ができる感染症対策をチェックしてみましょう。
人と人の距離を開ける、こまめに換気する、体調のチェックを行うなど、小さなことから徹底し、スタッフ
も利用者も安心してスポーツ施設にいられるような空間を目指してみてください。
以上、スポーツ施設でできる感染症対策とは?ガイドラインを元にチェック!でした