新型コロナウイルスの影響により、各スポーツイベントにも影響が出ています。
チームの選手や生徒だけでなく他の参加者や観客を守るためにも、スポーツイベント参加時の感染症対策は非常に重要です。
スポーツイベントに参加する場合は感染症対策を万全にしましょう。
スポーツイベント主催のガイドラインに従う
スポーツイベントに参加する際は、主催者が作成したガイドラインを参考に感染症対策を行いましょう。
主催者がガイドラインを作成していなくても、スポーツ庁などのガイドラインをチェックしておくような指示があるはずです。
このガイドラインを守らなければ失格、参加権利を剥奪される可能性もあります。
手洗い、アルコール消毒、検温、体調不良者の確認など、従来のスポーツイベントへの参加時よりもしなければならないことがたくさんありますが、選手たちの身を守るためにも必ず目を通してください。
選手たちがしなければならない感染症対策についても説明し、当日は必ず守るように指導しましょう。
事前登録などのシステムを利用する
スポーツイベントでは事前登録、事前決済などのシステムを導入しているものも多いです。
このようなシステムを利用することで、スポーツイベント当日に受付での混雑を防ぐことができます。
受付の狭い空間でたくさんの参加者が一緒になると、その分感染のリスクも高まります。
筆記具や金銭のやりとりでウイルスに触れてしまう可能性があることも留意しましょう。
事前に登録や決済をしておけば、混雑した受付での手続きをパスでき、自身も感染症のリスクから遠ざけられます。
移動中や飲食中の感染症対策を徹底する
スポーツイベントは、イベント中だけでなくその場所に向かうまでにも感染症のリスクがたくさんあります。
電車での移動の際は混雑する時間帯を避ける、前泊するなどの対応を心がけてください。
移動中はマスクを着用し、こまめにアルコール消毒をするといった基本的な感染症対策も大切です。
また、飲食の時間は感染リスクが高まる瞬間です。
食事の前にアルコール消毒をする、選手と対面して食事をしない、食事中にマスクを外して大声で会話をしないといった対策を徹底してください。
飲食物を提供してもらう場合、作業環境は安全か、スタッフはきちんと感染症対策を行っているかどうかも確認し、不安な場合は受け取らないという選択肢もあります。
体調不良者はスポーツイベントに参加させない
選手の中に体調不良者がいる場合、また選手の身内に体調不良者がいる場合、コロナウイルス感染者との濃厚接触の可能性がある場合は、その選手はスポーツイベントに参加させないようにしましょう。
参加したいという選手の意思があっても、感染者を出してしまうとそのスポーツイベント全体に迷惑をかけることになります。
団体でのスポーツイベントの参加の場合は、感染の可能性がある選手を1人だけ参加させないのか、団体で参加を断念するのか、状況をよく把握して決めましょう。
感染症対策を徹底してスポーツイベントに参加しよう
スポーツイベントに参加する際の感染症対策について紹介しました。
スポーツイベントも徐々に再開され始めていますが、参加の際にはこれまで以上に十分な注意が必要です。
選手を守るため、他の参加者や観客を守るため、そのスポーツイベントを存続させるためにも、感染症対策は徹底しましょう。
スポーツイベントの感染症対策は一つのチームだけが徹底していても意味がありません。
他の参加者に不安な点がある場合は主催者にすぐに伝え、注意をしてもらう、再度感染症対策についてアナウンスしてもらうことも大切です。
全員で感染症対策をして、スポーツイベントを楽しみましょう。