ICTでスポーツ指導を行う際に注意すべき点4つを解説

ICTをスポーツ指導に取り入れる動きが、世界的に広まっています。

アスリートやプロのチームではICTによる指導は珍しいものではありません。

アマチュアのチームや学校の部活動でも、ICTを取り入れた指導をおこなっているケースも増えてきています。

スポーツ指導にICTを取り入れたいとお考えの方は、どんな点に注意すれば良いのかについてチェックしておきましょう。

スポーツ指導に合うICTを取り入れる

ICTと一口に言っても、その種類は無数にあります。

スポーツ指導に取り入れたい場合は、どんな機能を利用したいのかを明確にしてから選びましょう。

選手のフォームを確認したいのか、位置情報を確認したいのか、身体的データなど細かい部分まで分析したいのかなど、どのようにスポーツ指導にICTを取り入れるかはチームや指導者、選手によっても違います。

機能がたくさんあるICTを導入しても、使いこなせなければ費用の無駄になります。

あとから機能が足りず、結局新しいICTを取り入れることにもなりかねません。

機能だけでなく価格もさまざまです。基礎的なものなら学生でも気軽に購入できるものもあります。

高機能で高価格のものは本当に必要なのか、すべての機能を使いこなせるのかなども考えながら、最適なICTを選びましょう。

ICTに頼りきらない

ICTと聞くと近未来的なイメージをお持ちの方も多いです。

中には機械にすべてを管理されることに抵抗を感じる選手や指導者もいます。

しかし、ICTはすべてのスポーツ指導をまかなってくれるわけではありません。

これまでの指導をより分かりやすく、スムーズにするサポートアイテムとして捉えるようにしてください。

反対に、最初からICTに頼り切った指導をしていると、イレギュラーなことが起きた際にとっさに対応できなくなってしまいます。

選手との信頼関係を築くのは指導者の仕事です。

ICTをサポートアイテムとして活用し、選手の実力をさらに伸ばすようなイメージで使いこなしましょう。

地域による格差をなくす

ICTの導入は、学校の部活動やアマチュアのチームでも徐々に広がっています。

ですがその活用は都心部に多く、地方になると未だにICTの導入は進んでいません。

ICTを上手に活用できればチームや選手、生徒の実力を伸ばしていくことが可能ですが、その分地方のチームや選手、生徒との格差が広がってしまいます。

合同の試合などでその実力にはっきりと差が出てしまうこともあります。

このような地方のチーム、選手、生徒にも同じように指導ができるように、地方のICTの普及も求められています。

ICTは遠隔での指導も可能なものがあります。地方のチーム、選手、生徒の実力も伸ばしたいという際に役立ちます。

保護者から反対されるケースもある

学校の部活動などでICTを導入する場合、保護者から反対されるケースもあります。

機械に頼って指導をおこなっている、機械に子どもの情報を入力される、データが残ることに抵抗があるなどの声が上がることも。

そのような声があった場合は、スポーツ指導におけるICTの有用性をしっかり説明する必要があります。

ICTはあくまでも指導のサポートアイテムであること、指導以外に生徒のデータは使わないこと、また、そのICTを導入することでどのようなメリットがあるのかなどを論理的に説明できるようにしておきましょう。

スポーツ指導にICTを導入する前に

スポーツ指導にICTを導入する前に注意しておきたい点を4つ紹介しました。

ICTは世界的には急激に広まりつつある新しい指導のアイテムです。

しかし、アマチュアの世界や部活動ではまだ不慣れな方も多く、普及には時間がかかるかもしれません。

実例などをチェックして、最適なICTを導入し、周囲の協力、理解も得られるように準備していきましょう。