3.5 骨折・捻挫・打ち身(打撲)に対する手当

骨折

けがで手足が変形しているときは骨折の可能性が高いため、無理に元に戻そうとすることなく、そのままの状態で安静を保つ。移動後に受傷部位の強い痛みを訴えるときには、添え木や三角巾などを用いて、可能な限り動かないようにする。

捻挫や打ち身

捻挫や打ち身(打撲)は冷水などで冷却する。患部の冷却は出血や腫れを軽くする効果があるが、長時間の冷却は皮膚や神経を傷める可能性があり、20分以上は続けて冷やさない。

氷枕などの使用では低温やけどの危険性があるため、皮膚に直接ふれないように必ず薄い布を挟む。捻挫や打ち身(打撲)に対して包帯で圧迫するときは、強く巻くことはしない。

 

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