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①筋温(体温)の上昇

筋収縮によって代謝が亢進する際に、多くの熱が発生する。これにより、筋温が上昇し、代謝の効率が高まる。さらに、発揮する筋力の増加、筋の粘性の低下(筋の柔軟性の増加)などが引き起こされる。

②呼吸循環器反応の変化

ウォーミングアップによって、主運動開始時の心拍数、換気量、酸素摂取量の増加速度が速くなる。このことにより、運動開始時の酸素借が少なくなり、乳酸の蓄積を軽減することができる。

③神経機能の亢進

神経が情報を伝達する速度は、体温の増加に依存して速くなる。その結果、ウォーミングアップによって反応時間の短縮が期待できる。また、交感神経活動が亢進することで、体温や呼吸循環器系の反応が高まり、主運動実施の準備を整えることができる。

④柔軟性の増加

ストレッチングや体操のような関節や筋を大きく可動させる運動により、筋温の上昇と相まって、筋や腱の伸展性が増加することで、腱や筋の断裂などのリスクを減らせる可能性がある。