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ウォーミングアップはその実施方法によって分類することができる。1つは能動的方法でもう一つは受動的方法である。

2.2能動的方法

筋活動を伴う身体活動により、ウォーミングアップの効果を狙ったものである。

さらに能動的方法は2つに分類することができる。

2.2.1.主運動関連的方法

一つは主運動関連的方法と呼ばれる方法で、主運動と同じもしくは類似の運動を用いてウォーミングアップやクーリングダウンを行う方法である。

例えば、

①走る、投げる、飛ぶ、蹴る、打つ、立つなどの能動的動作

主運動や試合・練習において能動的に繰り返し行われる動作は、使いすぎによる慢性傷害の原因となる。主運動において繰り返し行われる動作に関しては、運動開始前には少しづつ強度を上げていき、終了後には強度が下がっていくように配慮することで、疲労の蓄積を抑えることができると考えられる。

野球では練習前の素振り、キャッチボール、などが具体例として行われている。

2.2.2.主運動非関連的方法

主運動とは関係のない方法によって、準備運動を行う方法である。

例①ストレッチング

ストレッチングには柔軟性の向上効果がある。また、交感神経の緊張や筋の硬直を解消する効果もある。

しかし、ストレッチングのみで主運動中の事故防止や疲労軽減や筋痛の防止は不可能であることが報告されている。

例②軽い体操

軽い体操は四股や体幹を大きく動かすので、スタティックストレッチングと同様に筋や関節の緊張や硬直をほぐす効果がある。また、軽い体操でも、姿勢や四股の位置がダイナミックに移動し、複雑な動きが要求されることから、バランス感覚や調整力を活性化させることにも役立つ可能性がある。

具体例として、ラジオ体操が上げられる。