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デ・トレーニング

6.1 デ・トレーニング

トレーニングを中止すると、トレーニングにより獲得された生理的反応が元に戻る。その影響は各組織により異なる。

有酸素性トレーニングを行った後の最大酸素摂取量の低下はトレーニングを休止した期間が短期間であればみられない。これは心臓の重量などに関係する一回の排出量は変化しないためであると推察される。

一方、活動筋の酸化系の酸素活性は急激に低下する。同様に、GLUT4の濃度の低下もたいへん速い。通常のトレーニングでは2日、かなり高い強度のトレーニングでも、トレーニングによるGLUT4の増加は3日で消失する。このように、生理学的機能を持つ酸素活性の低下は速い。したがって、身体活動やトレーニングは、一定の効果が上がった後も、継続して行う必要がある。